この記事は、キャス・キャピタルが2022年6月1日に公表した資料を紹介するものです。当センターが関与した案件・成約実績として掲載するものではありません。発表で確認できる事実と、動物病院の承継に関する一般的な検討事項を分けて紹介します。
公式発表で確認できる内容
キャス・キャピタルは、キャス・キャピタル・ファンド7号の出資先であるANCHORSを通じて、高度医療CTセンター林宝どうぶつ病院の株式を取得したと発表しています。対象会社は、埼玉県入間市の埼玉動物医療センターを運営する会社と説明されています。さいたま市大宮区内の動物病院の売却事例ではありません。
発表は株式を取得したという内容です。一方、具体的な取得実行日、取得割合、取引価格はこの発表には記載されていません。公表日をそのまま実行日とみなしたり、全株式の取得と補ったりせず、資料に記載された範囲で読み取ります。
診療への影響を実績として断定しない
株式取得の発表だけから、獣医師の残留、飼い主への説明、診療体制の変更、統合後の成果まで確認できるわけではありません。個別の交渉条件やその後の運営結果について、公開資料にない内容を補って説明することはできません。
動物病院の承継を考える際の確認点
ここからは一般的な検討事項です。自院の承継を考える場合は、獣医師とスタッフの役割、診療日、検査や手術の対応範囲、設備の保守、薬品・消耗品の管理を整理します。特定の獣医師に集中する診療や、紹介先・紹介元との連携も確認する項目です。
候補先とは、診療方針、勤務条件、研修、飼い主への説明窓口を具体的に話し合います。診療記録や顧客情報は、閲覧する人、利用目的、管理方法を確認して扱います。設備や契約、必要な届出等については承継方法に応じて確認し、診療の継続を最初から保証する前提で進めません。
出典と関連情報
キャス・キャピタル:高度医療CTセンター林宝どうぶつ病院の株式取得に関する発表(2022年6月1日、PDF)
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